夢を叶える場ランプの宿へ、クラウドファンディングに向けた応援メッセージをいただきました


大山しのぶさん
瀧野伸二さん
瀬川高志さん


 

大山しのぶさんより
大きな夢に向けて頑張ってください!!応援しています。

姉妹で、紙バンドの作成を始めて12年目が経ちます。主に姉は、お人形、私はカゴやバッグを作っています。
どんぐりの家が完成したら、二人でレッスンを開催し、多くの人に紙バンドの魅力を広めていきたいです。
※紙バンドとは、特殊な紙糸と12本並べて作られているもので、様々な物を手作りする手芸の事です。色や作り方を変えることで、カテゴリーを超えた作品が出来ます。
Rie
Rie
Shinobu
Shinobu
作品-佐伯清美卒寿祝い
作品-佐伯清美卒寿祝い
作品-カゴ・小物入れ・どうぶつ
作品-カゴ・小物入れ・どうぶつ

 

瀧野伸二さんより

-子供の頃に戻れる場所-

町の喧騒を離れ、細い山道を車で慎重に上る
わずか数分で非日常な世界へ到着し、
車のドアを開けると、新鮮な空気と
ザァーッと言う川の水が流れる音、一気に心が解放される

車から降りると、日常にはないデコボコした道。
慎重に歩く

そう言えば、こんな事があった
管理人に呼ばれ、山の中を付いて行った
足元に気をつけながら、しかし素早く付いて行ったつもりが
まるで平地を歩くかのように、スタスタと
歩く管理人に引き離されてしまった
ここでの日常のお陰で、管理人の体幹は36才年下の私より強いのだ
この年齢まで健康なはずだなと思った

昔はデコボコした道はどこでもあったんだけど。。。

所で、ここにはカマドがあり、私が子供の頃に、お風呂を沸かすための
マキや石炭に火を付けた思い出が蘇る
マキ割りもしたし、その時、斧の歯の部分がすぐ緩んだっけ、
でもうまく火を付けられず、兄に手伝ってもらったな
この人工物の音がしない山中で、心を癒しながら 昔の思い出にふける。

また、時にここは子供であふれかえる
目を輝かせ走り回っている
(なかなか体幹が強いじゃないか、笑)
そう思いながら、その満面の笑みを見ていると こちらの心が洗われるようだ

そして、ここの自然は、時に厳しさも教えてくれる、
大雨の時は怖いくらいの水の流れる音
道路へ、ドロが流れ込む、ここは、非日常な世界
日常の生活のように、すべてが、きめ細かく守られているわけではない。。。
それが良いのだ
今の子供へは、色んな物の仕組み、理屈が学べ
大人は昔を思い出し、感謝する
心の荷物を降ろして、私の心は子供の頃へ帰って行く

私にはそんな場所なんです、ここは。

 

瀬川高志(美祢市)さんより

やまぐち自然派宣言 ミツバチと環境保全


環境指標生物である『ミツバチ』
この世からミツバチがいなくなったら…そんな想像をしたことがありますか?

ミツバチは、人間よりも遥か古代から生息して、森に多いドングリのできる落葉広葉樹(被子植物)や、花をつけ種子を作る植物(顕化植物)などと共に生きてきたとも言われています。花が咲き、蜜が出る植物は、受粉しなければ実が出来ません。

実が出来ないと種が出来ないため、植物は子孫を残すことが出来ないことになります。
そうなると、森がなくなるということになります。


森がなくなると言うことはどういうことか?

鳥や熊や鹿、リス、イノシシをはじめ多くの動物が棲めなくなります。

山そのものの植性が偏り、山崩れが常時化したり、荒廃すると考えられます。そして、川も大きく変わります。

本来の川は、山に降った雨は、木々や土壌のミネラルや鉱物などの成分を含み、土石、枯れ木、落葉、虫などとともに川に流れます。川は、山からの豊かさを増しながら川を束ね下流へと向かいます。そして、豊かな川は無数の生物を養います。

人間にも、飲料水をはじめ、農業用水、川魚など多くの恩恵を与えながら海へ下ります。
このように落葉広葉樹の山から流れた栄養豊かな水は、多くの生命体を育む環境となっているのです。


最後に、海に流れ込む栄養豊かな川は、プランクトンの餌や、海草の栄養分などを運び、豊かな海を創る役割を果たしています。

「ハチ」→「受粉」→「結実」→「種」→「植物の増殖」・・・という相互循環は、山から川、海へと影響しているのです。
私たちが毎日食べている野菜や果物などの農作物の多くは、ミツバチの受粉のおかげで実ります。

「世界の食料の九割をまかなう百種類の作物のうち、七十種以上はミツバチが受粉を媒介している」という報告も(2011年・国連環境計画報告書)。

私たちが食べている食糧の約三分の一が、ハチなどの生物の受粉によってつくられていると言われています。


この世からミツバチがいなくなったら…野菜や果物は命をつなぐことができず、私たちの食卓から多くの野菜や果物が消えてしまいます。

昔の日本の山野には、ミツバチが巣に出来るほどの大きな木の洞がたくさんありました。
明治以前は、農薬も無く野山は自然の状態であったと思われます。

明治以降になると、日本の近代化が急速に進み売れる大きな樹木は伐採されて、管理された植林が山を被うようになりました。
また、畑や果樹園、田んぼでは、農薬が使用されるようにもなりました。

「ミツバチ」たちの激減は、このような環境破壊的行為を進めているのですから当然の現象といえます。


山野の自然を守っていた「ミツバチ」の見えない力に気づき始めている人は、まだまだ少数です。
「ミツバチ」を守り増やすことは、環境破壊的行為を慎み、自然環境を取り戻すことになります。

イギリスには「ミツバチの歴史は人類の歴史」ということわざがあります。ミツバチと人類は古くから深いかかわりを持ち続けてきました。

自然環境の大切さ、集団生活の大切さ、ミツバチから学ぶことはたくさんあります。

私は、山口市小郡桂谷にある「里乃駅 ランプの宿」に蜂箱を置き、将来を担う子供たちや訪問された人たちに、実際にミツバチに触れてもらいミツバチの生態や自然環境についての話をしています。

ハチも人類も自然の一部です。新米養蜂家ですが、私たちが自然の中で生かされていることを多くの人に伝えていきたいと考えています。